サンフラワー・A株式会社は、直営保育園の運営経験をもとに、保育園給食に特化した給食業務を受託運営しております。保育園経験のある栄養士を中心とした給食スタッフが、お子様のために心を込めて給食を作ります。
保育園の食への思いに常に寄り添い、さまざまなご提案をすることで、保育園給食の目的実現に努めております。私たちは、給食調理業務を単に代替として行うのではなく、保育園給食の在り方を考え、皆様と「“食”を共に創るパートナー」を目指します。
乳幼児期の食事は、生涯にわたって健康で生き生きとした生活を送る基礎となる「食を営む力」を培う時期です。食を営む力の獲得に向けて、私たちはお子様の卒園までに「意欲的に食べ、楽しく食卓を囲む子ども」に育てていきたいという思いがあります。
私たちが大切しているのは日常の食事をベースとした「毎日食育」です。調理保育や野菜の栽培・収穫体験、行事食の提供等の経験を通して、分かった!できた!楽しい!を積み上げていくことも食育ですが、その大前提は毎日の食事が楽しく、待ち遠しいことです。
企画する食育活動の成果を最大限に引き出すためにも、毎日の食事の献立にどんな思いが込められているか、それがどのように提供され、どのように食されているかを考えて実行し、楽しく食卓を囲むことが毎日食育のベースです。ごはんの時間が楽しみな食に興味がある子どもたちの育成に毎日取り組んでいます。
私たちの給食サービスは、「給食」を単に食事提供することではなく、『わしょく』をお届けします。
私たちは3つの『わしょく』を通じて食を営む力の獲得を支援しています。給食は食事を支給することや食事そのものを指しますが、保育園給食で求められているものは、食事提供だけではない食育の推進です。
和食 | 調和がとれた日常の食事を丁寧に提供することで、感謝の気持ちを育みます。調和がとれた食事とは、栄養バランスに優れた健康的なものであることを前提に五感で楽しむ食事です。 |
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輪食 | 食卓を囲み、心を育む食事を提供します。食卓は、健康を維持していくための食生活の基礎を身につける、礼儀作法や人を思いやる心を学ぶ場です。食事提供に留まらず、食卓を囲むことの重要性を再認識し、日本本来の食卓を囲む食事の実現を目指します。 |
話食 | 和食と輪食をベースに、日本人の伝統的な食文化を継承します。昔は当たり前であった日本人の食文化を再現し、語り続けることを約束します。 |
これらの「わしょく」を、食育活動を通して提供していきます。サンフラワーAの食育は、特別な取り組みではなく、日々の食事を通し子どもたちの生活の中に自然に存在することだと考えています。
食べたいものや好きな食べ物を増やし、楽しくおいしくみんなで食べるということを、子供たちが日常の食事の中で自然に身につくような工夫を取り入れています。日常の食事が主役で、継続して体験を続けることを推奨しています。
調理に入る前に毎朝必ずミーティングを実施しています。調理内容、アレルギー報告、その他細かい内容についてまで、徹底して管理できるような形をとっています。
調理前の手洗いの徹底はもちろん、工程に応じて1回・2回手指洗浄の区別をしています。栄養士スタッフ全員での調理服のホコリ・汚れチェックを必ず行い、各自、着替えをしホコリを取ったあと、改めて全員でのチェックをします。衛生面に対し細心の注意を払い、このような一連の作業を徹底しています。
また、調理室の衛生面に関しましても、現場の特徴を踏まえた衛生管理マニュアルを作成し、アレルギー・配慮食等のご提供防止、異物混入防止等の調理室の衛生管理を徹底しています。
お子様のアレルギーへの対応として、三大アレルギーフリーメニューを導入している他、園の方針に沿った安全性を重視したご対応が可能です。どのような対応方法でも、給食提供の際は、必ず提供前にスタッフたちでの確認作業を行います。その際は、トレーにお子様情報を記載しアレルギー情報も記載しています。このことにより、お子様への配膳ミスを未然に防いでおります。
保育園給食の栄養士の知識・経験は、学校等の養成課程においてもその内容はごくわずかです。当社では、可能な限り長期にわたり現場実習を行い、保育園給食に関する知識・技術向上に注力し、全スタッフが同じ意識を持ち、ベクトルを合わせて働くことを目的とした研修を行っています。
また、業務の中で自ら改善点や提案できる人材に育ってほしいと思っておりますので、保育の視点も必要と考え、子どもの発達や離乳食に特化したプログラム等の研修も充実しています。
給食サービスに関わる私たちが心身ともに健康であってこそ、安全な給食のご提供ができると考えておりますので、スタッフの健康管理・ストレスチェック・衛生管理教育等、給食スタッフが元気に働ける環境整備を徹底しています。
当社は保育園給食に特化し、平成10年から給食委託サービスをスタートしました。そして、給食サービスに従事するスタッフ全員が保育園給食経験者です! 約20年の実績とノウハウで、保育園の伝統や方針を守りつつ、細かいご要望に合わせカスタマイズした給食サービスをご提供しています。
核家族が多い現代ですが、共働き家庭の増加の影響もあり一人で食事をするお子様も増えています。今日の出来事を家族と一緒に食事をしながら話をするという当たり前の風景を目にすることが少なくなってきました。昔のように日常の食事の中で、家族で大皿の料理を分け合って食べたり、「何でも食べること、箸はこうやって持つのよ、今日はこんなことをしたよ」というごく自然な会話や行動の中で、さまざまなことを学んで自然に作法・習慣を身につけていくことが難しくなってきています。
そこで、卒園までに好きな食べ物を増やし、日常の食事を通して日本の食文化が自然と身につくような毎日食育をベースとした取り組みを、保育士の方と一丸となって実施しています。
毎日の食事から食卓を囲む重要性が自然と身につくように、日々の生活の中で継続して体験していくことが当社の食育です。
何でも食べる、楽しく食べる、誰かと一緒に食べるということが幸せだということをたくさんの経験を通してお伝えしていきたいと思っています。
当社の給食は、ワンプレートの盛り付けではなく、お茶碗・お椀を中心に一汁三菜を基本とした「わしょく」を提供しています。食事の中で、配膳の準備をしたり、お茶碗を手に持って箸で食べることで、自然と配膳の仕方や食事の作法・習慣が身につくようになります。一歳児クラスから実施し、早いお客様では2歳半でお茶碗を左側に置けるようなります。教材を使用して強制して教え込むのではなく、このような小さな仕掛けをたくさん環境設定し、習慣にしていくことに注力しています。
また、旬の食材を多く取り入れ、食材を活かした調理方法、四季を感じられる色彩等さまざまな工夫をし、見た目、音、におい、触感、味覚の五感で子どもたちの「食べてみたい!」という欲求を引き出します。
栄養士も毎日子どもたちと関わりを持ち、子供たちの実際の反応を肌で感じることで、スタッフの励みにもなり新たな改善点へとつないでいます。子供たちも作っている人を身近に感じ、感謝の気持ちを持つきっかけにもなっています。
例えば、離乳食は月齢によって4段階あるのですが、月齢で考えるのではなく、それぞれのお子様の発達に合わせて食事をご提供します。乳幼児が10人いれば10通りの食事を作ることにはなりますが、“お子様の発達に合わせた食事”は当社のこだわりでもありますので個別にご対応しています。
また、食材につきましては、国産品の信頼関係のある地元業者の食材を調達しています。長年おつきあいのある顔が見える関係で安全でより良い食材を使用しています。
バランスのとれた食事であっても残食が多かった園では、当社の給食サービスに変更してからは、残食がほとんどなくなったという声が届いています。カレーやハンバーグなどの洋食はお子様も進んで食べることが多いのですが、和食が人気メニューになることもあります。
たくさんの食材を積極的取り入れ、昼食とおやつで毎日20品目の食材の摂取を目指しています。たくさんの食材を経験することが好きな食べ物を増やす取り組みにつながります。
卒園するまでに、好きな食べ物が増えることが当社の給食サービスです。
私たちは、保育園と給食(食事)を切り離して考えるのではなく、給食も保育の一環として、保育の中の食事という視点で考えています。そのため、保育園とのコミュニケーションを大事にし、お子様に喜ばれる給食サービスを一緒に創っていける関係性を目指しています。
調理室の導線が悪い・狭いなどの環境であっても、個々の保育園の環境や衛生面に合わせた調理・衛生管理のご対応が可能です。また、アレルギー対策に関しましても、除去食や三大アレルギーフリーメニュー対応など保育園の方針・ご要望にお応えし最善の方法でご対応させていただきます。
日本本来の食文化を継承した「食育」を推進しております。
給食委託サービスをご検討の場合は、お気軽にお問い合わせください。
担当よりご説明させていただきます。
食育基本法が制定されたのは平成17年のこと。「食育」という言葉が出回り始めて10年以上たちました。現在は、食育という言葉を知らない人はいないといっても過言ではないほど一般的な用語として取り扱われるようになりました。一方で食育の取り組み状況は様々です。食は生きていくうえで必要不可欠な営みですから、様々な場面で食育を取り入れることができます。正解や間違いは存在しません。だからこそ、なぜ食育基本法を作り、食育が必要とされているのかを理解し、私たちで言えば乳幼児期に見合った食育活動を展開したいと考えています。
食育の対象者は国民です。ライフステージに応じて、食育の目的は大きく3つに分類されます。
Stage1 (乳幼児期) |
基礎的な食習慣、食の基本的な知識・食行動を身につける |
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Stage2 (学童期~思春期) |
食を大切にする心、食に関する自己管理能力を身につける |
Stage3 (青年期~高齢期) |
健全な食生活を実践する、次世代を育てる |
食べることは生きることの源であり、心と体の発達に密接に関係しています。乳幼児期から発達段階に応じて豊かな食の体験を積み重ねていくことにより、生涯にわたって健康で生き生きとした生活を送る基礎となる「食を営む力」を培うことを目的としています。私たちは食事を作って提供するだけではなく、毎日の食事の時間を最大限活用した食育活動を保育園の皆様とともに創るパートナーを目指します。
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